【聖蹟桜ヶ丘】邪宗門

【「邪宗門」特集 -#003-】



スタジオジブリの名作『耳をすませば』のモデルとして有名な
東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘にある邪宗門です。

多摩丘陵に位置するため駅からはゆるやかな長い坂を登っていくことになります。

今回はこの「聖蹟桜ヶ丘」という名前について考えてたいと思います。

聖蹟(聖跡)」という言葉には「天皇の来た場所」という意味があります。
元々このあたりは多摩丘陵の緑豊かな土地で
桜の名所でもあったため「桜ヶ丘」と呼ばれていました。

現在の住宅街ができたのは1970年代以降であり
それまでは自然の多く残る武蔵野の森でした。
明治天皇もたびたび訪れており、「聖蹟」と呼ばれるようになっていきました。


ちなみに京王線の「聖蹟桜ヶ丘駅」も以前は「関戸駅」という名前でした。
開発にともないどんどん街がひらけていき、
もっと格好の良い名前を、ということで「聖蹟桜ヶ丘駅」に変更されました。


マスターはかつて世田谷邪宗門で修行をなさった後、
こちらにお店を開いたそうです。
当時はまだ近くに住宅もあまりなかったでそうですが
今では近隣住民の方からも遠方から訪れるお客さんからも愛されている喫茶店になっています。












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