【京急蒲田】カフェモカ イズ
さてついに大田区の本丸、蒲田へ突入します。
京急蒲田で電車を降りて徒歩で蒲田へ向かうことにしましょう。
行った事がある方や地元の方はにとっては言うまでもないことですが
京急の蒲田駅とJRの蒲田駅は離れた位置にあります。
1キロほど離れており、徒歩だと10〜15分くらいかかります。
もっとも京急蒲田とJR蒲田をつなぐバスが頻繁に発着しているので
歩くのがしんどい方でも問題ありません。
京急蒲田駅を出てすぐ、
JR蒲田方面へ向かってアーケード商店街が連なっています。
こちらのカフェモカ イズさんは
商店街の中ほどには鎮座ましましております。
東京でも色々な商店街から活気がなくなっている姿を目にしますが
こちらの「あすと商店街」は元気ににぎわっています。
※ちなみに「あすと」という名前にはこんな願いが込められているようです。
Amenity (快適)
Security (治安)
Trend (流行)
商店街の中にふとこういう喫茶店がある、
ということはとても素晴らしいことだと思います。
昔は当たり前だったそんな光景も時代の流れとともに減っていき
今では商店街にあるのはチェーン店のコーヒーショップばかりです。
というわけで「あすと」は良い商店街です。
『秘密の蒲々線ばなし』
直線にして1キロほど離れている
JR蒲田−京急蒲田間。
乗換えをしたい場合は徒歩15分の距離を歩くか
5分ほどバスに揺られて移動することになります。
その微妙な距離を埋めるべくJR蒲田から京急蒲田へ電車を走らせよう!
という計画があります(ありました)。
JR蒲田と京急蒲田をつなぐ、と聞くと2駅間に電車を敷き
そのまま京急空港線に接続するのかな、と思いがちですが
少し違います。
1989年に区が発表した計画によれば
JR蒲田の西にある東急多摩川線の矢口渡駅から環状8号線に沿う形で地下にもぐる路線を作り、
JR蒲田に地下で接続、そのまま京急空港線の大鳥居駅に接続する、
というものでした。
そうなんです。地下鉄なんです。
大まかに言うと東急多摩川線と京急空港線をつなぐ計画だったのです。
ただこの計画には問題点も多いようです。
東急と京急の線路の幅が違うためいちいち蒲田で向かいのホームに乗り換えなきゃならない
予算が足りない、
現状のJR蒲田と京急蒲田をつなぐバスがあるので不要
等等。
計画の発表から20余年、3度に渡る不況が世を震撼させました。
蒲々線計画にも全く進展はないようです。