【穴守稲荷】オリオール
【OTC(大田区)企画 -#001-】
まだ羽田空港などの埋立て地ができる前のころ
多摩川や東京湾に接する地域では大雨のたびに洪水に悩まされていました。
堤防を築いても築いても
決壊して町が水浸しになってしまいます。
文化年間(1800年頃)、困った人々は堤防に祠をつくり、
お稲荷さん(きつねさん)を祀りました。
そうするとアラ不思議 堤防は決壊することがなくなりました。
「穴(堤防の決壊)」を「守」るお「稲荷」さんだから『穴守稲荷』と呼ばれています。
オリオールさんは地元の人々の憩いの場であると同時に
神社の参拝客がたまたま入ってくるような店でもあるそうです。
店内は少し暗くて落ち着きます。
ちなみに穴守稲荷は昔はもう少し海よりにありました。
羽田空港の工事により一度移転しています。