【森下】映水庵



古来より都市の発展と水運は不可分なものでした。

川や海のあるところに大都市あり。
蒸気駆動機関や電動機・自動車が発達していなかった時代、
物資や人員の移送はもっぱら船でおこなっていたのです。
水の浮力を利用すれば重い荷物も陸上で運ぶ労力の何十分の一の労力で運べます。

江戸もまた例に漏れず水の都でした。

しかし明治以降の近代化で道路の拡充や舗装整備を第一に急いだため
多くの河川が埋め立てられました。

汐留川、竜閑川など山手線の内側にある川の多くが姿を消しました。

しかし東京の東側には今も多くの川が流れています。
東西に貫く竪川沿いにあるこちらのお店。








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